ブログで自由を手に入れたシングルマザーのり子の在宅ネット生活

猫の里親への厳しい条件その裏には?

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猫のいる暮らしに憧れ数十年、やっとその生活を手に入れ、目下のところ猫さん中心の生活です。

ふわふわの毛と、しなやかな体を見てると、たまらず抱きしめたくなりますにゃ。むぎゅー!とね。
それにしても、今どきの猫事情というのは、私が子供の頃に見ていた猫のいる光景とは違って、随分進化したんですね。
特に、”猫の里親になる”のは、けっこうハードルが高いということを実感いたしました。

猫の里親制度というのは、捨て猫だったり、障害があったり、殺処分寸前のかわいそうな猫さん達の引き取り先を募ることには違いないのですが、誰でもいいってわけじゃないのです。
ペットショップで買えば、十数万円するけど、里親になればタダでもらえるからとか、捨て猫を引き取ってあげるんだからありがたいでしょ?みたいな意識だと断られる人がけっこういるみたいですよ。
ぶっちゃけ、私も応募してみて、こりゃ厳しいわ!って驚いた次第です。

ちなみに私が登録した里親サイトはこちらです。

猫の里親を募集しているサイト(大阪)

ペットのおうち

ネコジルシ

ジモティ

見た目がかわいい子猫さんはすぐに応募が入ります。かなり競争率が高いと分かったので、3つとも登録して朝・昼・晩とチェックしていました。

気に入った猫さんがいたら、運営者側にコンタクトを取り、アンケートに答え、資格があると認められて初めて、その猫の保護者と直接連絡を取り合えるようになります。

そして、条件が合えば、お見合い、トライアル(2週間)の日取りを決めます。

私にとって有難かったのは、こちらが引き取りに行かなくても、家まで連れて来てもらえるところです。

但し、まあ、ご覧になっていただければ分かると思うのですが、譲渡の条件がなかなか厳しいのです。

例えば、
一人暮らし、高齢者のみ、家をあける時間が長い家庭は不可、家族全員が猫を飼うことに賛同しているか?

予防接種はもちろん、もし病気になったら高額な医療費がかかることは覚悟しているか?

時々猫の様子を写真を添えて報告すること、ボランティアさんによる家庭訪問も受け入れること。玄関やベランダへの脱走対策をきちんとすること。

当然ですが、終生家族として大事にすると約束できる人。身分証明書の提示などなどいろいろあります。

それ以外に、ボランティアさん自身の考えもあり、更に厳しくなることも。

私の場合、応募者はうちともう1件との交渉になりました。

でも、一方の応募者の家族構成が、小学生の子供さんがいたのでお断りしたということでした。

子供はNG?なぜなんだろう?めちゃめちゃ触ったりするからかな?質問まではしなかったのですが。

とまあ、こんな感じで、捨て猫をひょいと拾ってくる感覚でいると「なんで?ちょっと厳しすぎない?」って憤慨する人もいると思います。

私も、別の応募で1つ失敗しました。条件をよく読まなかったのがいけなかったのですが、「初心者の方は成猫さんから始められた方がいいと思いますよ」とも言われました^ ^;

できれば、幼猫がいいです。それに一応猫飼いは経験しています。

こういう経緯があったので、心してかからなければいけない!と思い、ボランティアさんにも気に入られようと、ものすご頑張りました。

うちは一戸建てだし、家族は大人ばかりだし、長い時間の外出はほぼしないし条件は揃っているはず。

応募しようと思った動機もアンケートに記述するのですが、こちらの覚悟と誠意をめいっぱい語らないとダメです。

 

その甲斐あって、話は思いのほか、トントンと進み、何度かメールでやりとりした後、すぐトライアルに入って、1週間で正式譲渡となりました。

トライアル中は毎日メールで写真とその日の猫さんの様子を報告していました。もちろん、ボランティアさんからも丁寧な返事が来ます。

正式譲渡となると、これまでにかかった費用(去勢手術・ワクチン接種等含め16000円)のみをお支払いして、やっとうちの子となるわけです。

2週間分のキャットフードやおもちゃもいただいて助かりました。またベランダの柵を設置するなら、一緒にお手伝いもしますよ~って言ってくださり、嬉しかったです。

お世話の仕方は、このボランティアさんに聞いたり、ネットや本を読んで調べました。

一昔前は、晩御飯の残飯とか、“ねこまんま”といってご飯の上にかつお節をふりかけて食べさせていたものでしたが、「猫にご飯なんて、とんでもない!」ことだったのですね。

かつお節も人間用は塩分が高く、取りすぎると病気になるんだそうです。

それ以外にも食事では気を付けないといけないことがたくさんあり、あと、外には出さないように言われています。出入り自由のあの頃とは環境が全く違うんですね。

なぜ里親の条件が厳しくなるのか?

その後も、私がお世話になったボランティアさんからは、手紙をいただきました。内容は、保健所に連れて来られた猫・犬の殺処分の現状や、保護状況など活動の報告です。

とても熱心な方で、自宅でもたくさんの犬や猫を引き取っておられるうえに、休日には、大阪のみならず、兵庫県や四国の保健所まで出向いて保護活動をしているそうです。

はじめは、なんでこんなに条件厳しくすんのかな?とも思いましたが、そこまでして助けた命なんですから、行く先がどうでもいいはずがないんですよね。

託す方にも、それなりの思いがあるってことを知れば、あの条件は当然なのかなって感じます。

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