シングルママ でも ゆとりママ

仲良しのお友達も居なくなって1年、携帯電話の生産が少なくなって来て　事業が縮小されることになり、私はライン作業に戻るように言われました。時給も下がりました。

これまでのお話に興味のある方は

⇒シングルマザーのり子のお仕事探しから読んでください。

 

もうええかなって思ってたので「ラインに戻るなら退職します」って言いました。

まあ、「辞めてもかめへんよ」って態度は見えてましたけどね。

 

あ～あ、また職探しか。

って辞める気まんまんやったんやけど、思いがけず部長が声をかけてくれはった。

 

「のり子くん、どうしてやめるんや？やっぱりラインはしんどいか？

けど、長いこと仕事続けてくれてる人は　やっぱり残って欲しいて思ってるねん。

他の工場で事務仕事ないか聞いとくから　もうちょっと考えてみ。」

 

って言うてくれはった！ヤター！o(*^∇ ^*)o

 

次長とは色々あった私ですが、部長は、接する機会は少なかったけど、

得意先への電話の対応が良いと一回誉められたことがありました。

覚えててくれたみたい♪この時は自分の存在を認めてもらって

とても嬉しかった。

 

その部長の計らいで、本社の仕事をさせてもらえることになり、

ちょっとだけクビ繋がったと安堵しました。

 

しかし・・これまでの「のり子ストーリー」をご覧の方は

この先にの展開がイメージできるでしょ？

 

また、とんてもない方向へ行ってしまったんですね。

 

コレね、言うのも恥じやと思うねんけど勤務して３年以上ともなると、

会社の裏側とか、エライさんの本性とか欠点が見えてきます。

 

どこの会社でもあるとは思うねんけど。

見渡してみればココの会社の事務員さんって、上司と関係が深い方ばかりで・・

正直言葉を失いました。

いえ、プライベートなことなんで私には関係ないんですけど

楽な仕事、仕事ないのに残業や休日出勤してたり、色んな面で優遇されていました。

 

あからさまやねん。

 

ちょうどその時、社内でそんな関係が明るみに出て問題になったらしく、

なぜか私は本来本社へいくはずが、急遽、第二工場の製造部事務所へ

移ることになりました。来月からという予定も繰上げで、

 

次週から前任の人と交代して欲しいと言われました。

なんか、おかしいなあ。

 

さて、前任者はこの道２０年の大ベテラン。Ｎお局さん。

仕事の引継ぎをすることになったのですが、初日に欠勤してはりました。

 

はい。ズル休みです。私へのあてつけです^　^；

その日することがなく1日ボーーっとしてました。

 

私がここへ転属したのは、この方とつながりのあった上司（参事）と

引き離す為でした。

 

後に、この事実を知らされた時は　呆然としました。^　^；

ちゃんと引継ぎしてもらえるんやろかあ？？不安で、怖くてたまりませんでした。

ここから数ヶ月が、この会社で一番辛い期間を過ごすことになります。

 

次の日から予想通り、つっけんどんな態度で怖かったｻ^　^；

それに、職場の人もやっぱり長く親しんできた事務員さんの方が

勝手が分かってるし、やりやすい。

 

「やっぱり、この事務所には私がおらなアカンな～！」とか

目の前で言いはるし。

 

事務所では、私の隣の席にはこの方の彼の参事さん。

「なにしに来たんや？」って言わんばかりのキツイ目で見られてる。

 

現場は現場で、製造現場って職業人気質のおっちゃんばっかりで、

浪花カラー満開。口が悪い・・

 

とにかく忙しい・・作業量が多く、やってもやっても追いつかない！

広い工場の中一日中走り回って　もはや、事務員ではない。

現場って　こんなことしてたんや・・めちゃくちゃしんどかった・・。

 

知り合いもおらんし　現場でひとり　孤独やった。

慣れへん仕事で　やっぱり色々と不手際が出てパートさん達からも文句言われる始末。

 

「あ、、もしかしたら　私もアカンかも・・。」

　「もう辞めたい。。」

 

何回も思ったけど　でも、最低半年は頑張ってみよって決めてた。

入ってすぐ辞めたとなると「根性なし」と見られるし、なにより

 

「このお局様の思うツボやん。」

 

私が辞めたら、この人は元のポジションへ復活できて

よかった　よかった♪で終わる。

 

それが　自分の中で許されへんかった。

⇒「お局様の目にも涙」へ続きます。 

 

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