21 Jul 2014
NHK連続テレビ小説「花子とアン」は今週が最高潮でしょうか。
とうとう「白蓮事件」まで来ました。
しばらく主役は蓮子さんと龍一さんに取って変わり、二人の愛の逃避行で進んでいきますね。
白蓮の生涯については以前こちらの記事にも書いています。
美輪さんの愛の讃歌が使われるなんてビックリなんですけど、あの二人(蓮子&龍一)完全にいっちゃってましたね。
いっちゃってたんですけど、いまひとつ、私の中では盛り上がらなかったのは何故でしょう(笑
宮本龍一役の中島歩さんはなかなかのイケメン。なんか若き日の芥川龍之介と重なる。美輪さんの秘蔵っ子みたいですけど、演技はまだまだやな。
さて、花子のアン「あなたがいる限り」の最終話、あの炭鉱王の嘉納伝助(かのうでんすけ=吉田鋼太郎)がめちゃくちゃになる姿を見て「伝ちゃん、ちょっとかわいそう。。」なんて思ってしまいました。
嘉納伝助のモデルとなっている伊藤伝右衛門(いとうでんえもん)も、白蓮のことは大事にしていたそうです。
白蓮が書いた絶縁状が新聞に掲載されたのは、白蓮が姦通罪に処せられるのを防ぐため、一人の女性の「人権問題」として世論に訴える手段として使われたようです。新聞に掲載された白蓮の手紙は一部、意図的に加筆されており、伝右衛門の元へは数日後に白蓮自筆の手紙が届いていたそうです。
マスコミによるスクープ合戦も伝右衛門の要請で終わりました。
結果的には伝右衛門の寛大な計らいで離婚も成立し、白蓮が罪に問われることはありませんでした。そして、伊東家では白蓮の話題はタブーとされ、その後伝右衛門が事件のことを語ることはいっさいなかったそうです。
伝ちゃん カッコイイ!(・∀・)
でも白蓮が本当に大変な事態になるのはその後に続くんですよね。
今週も蓮子様関連でめちゃくちゃ見応えがあるストーリーになることは間違いないんですが、朝ドラが昼ドラのようにならなければいいんですけど^_^;
今ね、実は「アンのゆりかご」読んでるんです。
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今、やっと半分くらい読み終えたんですよ。お話はドラマより少し先へ進んでいます。
アンのゆりかごの中にも、もちろん白蓮事件のことは書かれています。
伊藤家へ嫁ぐと決めた白蓮(燁子)に対して、当時の花子は潔癖で白蓮のことを許すことが出来ず、絶交してしまいましたが、白蓮事件が起きた頃には、花子自身も村岡とのみちならぬ恋を経験し、白蓮の気持ちが痛いほどよく分かっていて、世間の無責任な騒動が腹立たしかったと書かれていました。
「曄様は人形ではない。喜びも悲しみも感じうる生身の女性なのだ」と。
白蓮事件の後、白蓮は実家へ連れ戻され、2年間も幽閉されてしまうことになります。
ですが既に白蓮のお腹には宮崎龍介の子が宿っていたんですね。
関東大震災が起こるまで、二人は一緒に暮らすことはできなかったのです。
あ、先のネタをバラしてしまったんですけど、
ネタバレついでに、白蓮は、関東震災をきっかけに宮崎龍介と夫婦になることができるのですが、花子は大震災で多くのものを失うことになります。
それにしても 時代も時代ですが、この二人の女性の生涯って波乱過ぎますね。
ダブルヒロインで頑張ってるのはアナ雪だけじゃない。
ジャパンもダブルヒロインで自らの手で人生を切り開いて行きますよ。
今週も花子とアン楽しみですね^ ^
のり子を↓応援してくりょ~
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