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父退院、初めての介護タクシー

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父が退院しました。入院からほぼ1か月、認知症のような症状が出ていて心配したのですが、日に日に改善され、今はほぼ入院前の状態に戻りました。

戻ったと言っても、80歳を過ぎてますので記憶力の衰えは進んでいて、住所や電話番号は前から100%正しくは言えなかったらしいです。

介護タクシーを利用してみて

退院の際は介護タクシーなるものを利用しました。

“介護タクシーまる”さんお世話になりましたm( __ __ )m こちらは病院のケアマネさんからの紹介です。

退院当日は、ガタイの良いドライバーさんが車いすを持って病室まで来てくれたんですよ。これ非常に助かりました!ありがとうございます。

一人で歩けるつもりでいた父ですが、入院中は自分で歩くことを制限されていました。理由は転倒防止です。

ベッドはしっかりガードされていて、触るとセンサーが働き、ナースステーションにサインが入る仕組みです。勝手に出られないようになってるんですね。

赤ちゃんのベッドみたいな高い柵ではありませんが、今の父の体力では簡単には乗り越えられないのです。

それでも、自分でトイレに行きたくて、ベッドから出ようとして2度ほど転倒したそうです^ ^;

そのうち1回はひっくり返って頭を打って切ってました。。

そんな状態で歩かせて帰るわけにはいかないので、介護タクシーにお手伝いしてもらうことにしました。

介護タクシーとは、身体障害者手帳の交付を受けている人、要介護・ 要支援認定を受けている人、一人で公共交通機関を利用して移動が困難な人とその付添い人が利用できる介助付きのタクシーです。
その他にも、生活支援のサービスとして、お買い物はもちろん、通院の送迎、薬の受け取り代行、お墓参りの代行・ペットの散歩まで、様々な代行業務を請け負っているようです。今後かなりの需要があるでしょう。

タクシーってくらいですから、普通なら病院からは車に乗って帰宅するはずなんですが、私たちの場合、病院から父母が住むマンションは目と鼻の先。なので車は使わず、ドライバーさんがマンションまで車いすを押してくれました。

料金は1時間未満で、車による走行もなかったので1000円でした。走行距離と要した時間により料金は異なるみたいですが、うちのようなケースだと、30分500円~で加算されるみたいです。

さて、車イスで帰宅するまではスムーズに運んだものの、玄関から家の中に入るまでが一苦労でした。

いざ、父が車いすから降りて、1、2歩ひょろひょろと歩いたところで、ボテって尻もちをついて、自力で起き上がれなくなっちゃったんですね。

「ああ・・ダメや・・立てへん」というので、私が後ろから抱えて立たせようとしましたがダメでした。

力なく、痩せこけてしまった父の体。それでも私なんかの力じゃ、びくともしないんです。

そこで介護タクシーのドライバーさんに介添えしてもらい、寝室まで行ったのですが、その後、昼食をとる段になって、父をテーブルにつかせるのは、母と二人がかりです^ ^;

こんな状態でこの先、母が一人で介護できるのだろうか?と不安になりました。

ただ、出来るだけ手を出さず、特にトイレだけは這ってでも、自分でさせるようにした方が回復は早いと言われました。

「寝たきりになるか、ならないかの分かれ目は、自分でトイレができるかどうかです。根気よく介助してあげて」と、介護経験のある知人にも言われていたため、ここは頑張ってもらうしかないなと母と話しました。

私も毎日通って、母の手助けをしなくてはと心積りをしていたのですが、その日の夜になって母から連絡があり、なんと、父が「そろそろとではあるけど、自分で立って歩けるようになったよ!」って、やや興奮気味に報告してきたんです(笑

と、とりあえず良かった!

親の介護問題は、もはや他人ごとではなく、いずれもっと大変な時が来ると思います。

しかし、父の生命力の強さには脱帽です。

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コメント

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  • コメント (2)

  1. こんにちは!
    介護タクシー使ったことありますが、いいですよね。
    車いすごと乗れるのがありがたいです。

      • のり子女史
      • 2016年 7月 13日

      ありがたいですよね!
      まあ、ただうちは車は使わなかったので、本当の意味での介護タクシーは体験してないんですよね(笑)
      そんな父も先週、天国へ行っちゃいました。車いすも必要ありません。

      コメントありがとうございます。