シングルママ でも ゆとりママ

自分の中にある一般的なお金持ちの人のイメージとして

私のような身の上の人間のことなんか　見下げてるんやろうなあ・・と

自分で自分のことを卑下していたこともあった。でもここの人はすごく温かく良識がある家柄やった。

なんて、私ごときが言うのもおこがましいねんね^　^；

 

どんくさいのり子は今でもよく失敗するのですが、

数年前に一回、高級な急須を壊してしまったことがあった。

落としたわけではないねんけど、乾燥機から出した時に急須の口がどっかに当たって

先が欠けてしまった・・。

 

あーー！やってもたぁ(◎◇◎;)

どないしよ・・

こずるいところがあるのり子は、一瞬ごまかすことも考えたが、そんなことはすぐバレる。

ここは正直に言うた方がええ・・と思ってすぐに謝った。

デパートで新しい急須を買って、次の勤務のとき持参して弁償しようとした。

 

ほんなら、息子さん慌てて社長のとこに走っていったん。。

※この家では父親が絶対的な権力をもっていて　その意向に逆らうことはできないんです。

 

く・・クビかなあ^　^；

 

それからしばらくしてパタパタと息子さんが帰って来て

「これは受け取れません。」って私が持ってきた急須を返しはった。

「弁償なんて・・そんなこと！しないでください。」と言われた。

 

「だってこれまだ使えますよ^ ^」って。

見たら、接着剤でつけたのか急須の口が元通りになっていた。

 

後から社長さんも来て

「そんな気ぃつかわんでもええのに・・余計なお金をつかわしてしもたねえ」と言われた。

 

泣きそうになった・・。

 

家によって対応は違うと思うけど

この家に偏見を持っていたのは　むしろ私の方かも知れない。

 

この一件からなんとなく情が通い合うというか　なにか変わってきたように思うねんけど

気のせいかなあ～。

 

それでも、この家の人には感謝の気持ちでいっぱいです。

失敗ばっかりするこんな不出来な人間を、よくここまで長い目で面倒をみてくれてはったなと

そればかりか、いつも気にかけてくれていることも感謝しています。

 

自分に合った仕事と雇い主を見つけたら、ぜったい自分から離したらあかんで。

 

のり子が今のんびりした生活を送れているのは

⇒ネットでRebirthする方法を知ったからです。

 

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