14 Aug 2014
歩(あゆむ)ちゃんが死にました。昨日の放送は母親が見るにはちょっとキツイ内容ですね。
私は「花子とアン」は朝と昼の2回見てるんですけど、昨日は寝坊したので朝は見逃しました。 夏の高校野球で朝のあさイチはお休みですが、有働アナだったらあの放送はボロボロになって泣いていたかも知れません。
お昼の放送後にニュースを読んでいる男性ニュースキャスターも、今日ばかりは、目にキラリと涙が光っていました。しかし、さすがプロです。「1時になりました。ニュースをお伝えします」としっかり切り替えてました。
この方NHKアナウンサー部の井上二郎さんという方です。
村岡家の長男・道雄(ドラマでは歩)の死
花子の長男を死に追いやった病気・疫痢とは、 赤痢菌感染にもとづく小児の特殊な症候群で伝染病です。大正10年代から戦前まで猛威を振るい、主に2歳児から6歳児までの子供に発症しました。特効薬はなく命を落とす子供がたくさんいたそうです。
「こっちがママアのダアリング こっちがパパアのダアリング パパ、ママアのダアリング」
お母ちゃま、僕 かわい子ちゃんの歌を作ったのよ。
道雄は見たもの、感じたままを歌にしてしまうのが得意でした。
この頃の村岡家は、出版社の経営、資金繰りと毎日が大変だったようですが、道雄にはそういった苦労を見せないようにしていました。
道雄は天真爛漫に育ち、やんちゃ盛りで、お手伝いさんを困らせることはよくありましたが、こうして家族を和ませてくれていたことが 花子と敬三(ドラマでは英二)二人にとって大きな励みになっていました。
そのたった一つの支えが消えてしまい、花子のショックは計り知れず、しばらくは泣き暮らす毎日が続きます。白蓮もそんな花子に寄り添っていたのだとか・・。
「明日よりの 寂しき胸を思ひやる 心に悲し 夜の雨の音」
しかし、立ち直るきっかけを与えてくれたのもやっぱりお仕事、翻訳だったんですね。そこからの花子は新境地を開きますよ。
村岡夫妻は近所でも評判のおしどり夫婦でしたが、実子は一人だったようです。夫婦はその後、身内の子供を養女にしています。それがみどりです。
詳しいお話は後々・・
「花子のアン」原案アンのゆりかご
花子が子供にかけた愛情、翻訳に対する情熱さらに深く知ることができます。
さて、明日はどんなお話かな。
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